VS2013 リリース後の VS2012 言語パックの入手方法

Visual Studio 2013 がリリースされたことにより、Visual Studio のダウンロードページから Visual Studio 2012 の言語パックのダウンロードリンクがなくなっていそうだったので、ダウンロード方法をメモしておく。

http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=30681

このページに飛んだ上で、「言語を選んでください」から対象の言語を選べばよい。試しに「英語」を選んだ先のダウンロードリンクから英語の言語パックのダウンロード・インストールができた。

MSDN サブスクリプション契約者であれば、サブスクライバーダウンロードから「Visual Studio 2012 Language Pack」で検索すれば出てくる。検索対象言語でインストールしたい言語を選ぶのを忘れないようにしましょう。
検索で出てくるのは「Visual Studio 2012 Language Pack (x86) – Web Installer (English)」といった名称です。

(Visual Studio 2012 から海外版の Visual Studio をインストールすることなく、別言語の IDE を使えるようになっており、Visual Studio 2013 でも踏襲されている模様)

リモートデバッガをインストールして使ってみる on Windows RT

Windows RT には Visual Studio 自体は入らないので、リモートデバッガを入れる必要があります。
ARM 用のリモートデバッガは Web サイトからもダウンロードできます。
http://www.microsoft.com/visualstudio/jpn/downloads

ここから ARM 用の Remote Tools for Visual Stuidio 2012 (ARM) をダウンロードしてきます。

image

Windows RT 端末でダウンロードしたら開いてインストールすれば、スタート画面に追加されています。
(詳しく覚えていないけれど、見つからない場合はすべてのアプリも探してみましょう)

Windows RT 端末でリモートデバッガを起動しておき、開発マシン(Windows 8)の Visual Studio のデバッグ開始時にリモートデバッグを選択して Windows RT 端末を選択してデバッグを開始すれば OK。

image

imageimage

デバッグ先で開発者ライセンスを取得していない場合は、以下のようなメッセージが表示され、Windows RT 端末側での操作を求められるので Microsoft アカウントの入力などを済ませてから開発マシンで OK を押しましょう。

image

image

image

image

この後、Visual Studio 側から配置、デバッグ実行が開始され、ストアアプリのデバッグができるようになります。
一度開発者ライセンスを取得したり、リモートでバッグの設定をしていれば、あとは F5 キーで実行するだけで勝手に配置・デバッグできるようになります。
(開発者ライセンスは有効期限があるので、切れた場合は対象端末側で再手続きが必要)

Visual Studio 2012 言語パック(Language Pack)を入手する

英語版を前提としたアドオン・エクステンションを入れるとキーボードショートカットが壊れるなどの支障が出るので、あらかじめ、言語パックを入れておくとよい。
VS2012 からは無料で手に入れることができるので、お手軽だ。

まずはダウンロードサイトにアクセスする。
http://www.microsoft.com/visualstudio/11/ja-jp/downloads

Visual Studio → 自分のエディション とたどると左側に試用版、右側に Language Pack のダウンロードが表示されるので希望する言語パックのダウンロード言語を選択してダウンロード、インストールすれば OK。

image

image

Visual Studio 2012 からは言語パックがある

Visual Studio 2010 までは別の言語の Visual Studio IDE を使うためには、別の言語の Visual Studio そのものを上書き(追加?)インストールする必要があった。
このため、ショートカットが二つできるなど、面倒くさい面があった。

Visual Studio 2012 では Visual Studio 2012 Language Pack が用意されており、言語パックをインストールするだけでよいこととなった。
逆に、別言語のフルパッケージの DVD を持ってきても「インストールできません」とエラーになるようになったので、落とすだけ損です…。

Visual Web Developer 2010 Express ダウンロードする方法・インストールする方法(入り口の紹介まで)

2015/07/09追記:2010 バージョンの Express の新規提供は終了した可能性があります。

こちらの記事を参照してください。

—–

2012/09/18: Web PI 4.0 になって画面もだいぶ変わっているので、新しい記事でスクリーンショットを置き直しました。下記の URL をご覧ください。
https://azulean.me/2012/09/18/%e7%b6%9a%ef%bc%9avisual-web-developer-2010-express-%e3%81%ae%e3%83%80%e3%82%a6%e3%83%b3%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%89/
——

Visual Web Developer 2010 Expressのダウンロードがわからないという質問を1月に回答しましたが、正攻法をConnect経由で知ったので参考までに書いておきます。

まず、たどり着きそうなのがこのページ。なにやらWeb PIのダウンロードをしろということなので、このページにたどり着きます。右側に「今すぐダウンロード」があるのでダウンロードして実行すると、次のような画面が上がってきます。

image

探していたVisual Web Developerはどこに…と思わされます。左の「すべて」が選ばれているのに出てこないように見えます。

1月に回答したときには気づかなかったのですが、上部の「おすすめ」「製品」「アプリケーション」はタブのように切り替えるためのユーザーインターフェースなんです。
このため、「製品」というリンクをクリックすると、Visual Web Developerがようやく出てきます。

image

直感的にたどり着けなかった。orz

このように「わかりにくい」ということに対して、Connectで改善提案されている方がおられますので、わからなかった方、わかりづらいと感じた方はぜひVoteしてください。

Visual Web Developer Expressのインストーラーが非常にわかりにくい
https://connect.microsoft.com/VisualStudioJapan/feedback/details/643596/visual-web-developer-express

Voteはサインインして上記のページを表示し、上向き・下向きの三角形で投票することができます。ツールヒントがあるように、上向きは重要だとして賛成票を投じること、下向きは重要ではないと否定的な票を投じることになります。Voteが多いとその不具合・提案に対してどのように感じているかを数で示せることになるので、これはと思う不具合・提案があれば、ぜひVote(投票)してください。

C++/CLIとIntelliSense – C++/CLIの冷遇はまだ続く

Visual Studio 2010ではC++/CLIのIntelliSenseが機能しないという制限があります。これはベータ2の段階から変わらず、フィードバックセンターにも以下のように登録されています。

■C++/CLIでもIntelliSenseが機能してほしい
https://connect.microsoft.com/VisualStudioJapan/feedback/details/519716/c-cli-intellisense

この状況はVisual Studio 2010 SP1 Betaでも改善されておらず、USのConnectを覗いてみました。

■Intellisense not working with VS2010 C++/CLI projects
https://connect.microsoft.com/VisualStudio/feedback/details/626825/intellisense-not-working-with-vs2010-c-cli-projects

ということで、SP1でもC++/CLIの冷遇は変わらないようです。
「将来のバージョンで」ってばっかりで、改善されないのはいかがなものか…。
これでは、私のようなC++/CLI層を書くことがある人からすると、Visual Studio 2010に移行するのは逆に苦労が待っているようにしか思えない…。

2011/03/05 C++/CLIのIntelliSenseの今後 : http://azulea.wordpress.com/2011/03/05/ccli%e3%81%aeintellisense/

Visual C++ 2008での参照設定の画面

Visual C#やVisual Basicと毛並みが異なるので、参考までにスクリーンショットを載せておきます。
この画面はプロジェクトのプロパティで表示でき、左側のノードで共通プロパティ→Framework と参照と辿ります。

GraphicsDevice.DrawUserPrimitivesのメタデータの表示方法

メタデータを見る方法ですが、下記の赤枠で囲っている部分にカーソルを合わせてF12キーを押します。
環境のよってはキーが異なるので、駄目なときは右クリックメニューから「定義へ移動」をクリックします。

すると、次のような画面が開きます。
(注意:ReSharperを導入しているとオブジェクトブラウザが表示されるため、下記のような画面にはなりません)

もしくは、オブジェクトブラウザからMicrosoft.Xna.Framework.Graphics.GraphicsDeviceと辿って、右側からDrawUserPrimitves<T>を選択すると、下側に情報が表示されます。

デザイナでコントロールの名前とクラスの確認方法

デザイナでコントロールを選択すると、そのコントロールのプロパティが表示されます。
IDEで見つからないときは、”表示”メニューから”プロパティ ウィンドウ”を選択して下さい。

※画像はクリックすると拡大します。

コンボボックスの部分にコントロールの名前と、どのクラスなのかが表示されています。