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2017/07/01 / Azulean

Visual Studio 2017のインストール時の選択

Visual Studio 2017はインストーラーがこれまでと大きく変わっています。
基本的にはやりたいことベースに選べば必要なコンポーネントがインストールされますので、きちんと目的で選びましょう。
もちろん、複数同時に選んでも良いので、可能性があるのならあらかじめチェックを入れておくのも手です。その分、ダウンロードやインストールに時間がかかったり、ディスクの領域を多く消費しますのでご注意ください。

 

  • .NETデスクトップ開発
    C#やVB.NETでWindowsフォームアプリケーション、コンソールアプリケーション、WPFアプリケーションなど、昔からある方法で、.NETアプリケーションを開発するケース
    多くのC#、VB.NETのWindowsアプリ開発者の方はこれにチェックを入れておいた方が良いでしょう。
    (これを選択してもC++/CLIではWindowsフォームアプリケーションの新規開発はできなくなっています。2012から非推奨になっているためです

 

  • C++によるデスクトップ開発
    C++を使ったWin32プロジェクト、ATLプロジェクトなどを使いたい場合はこちら。
    C++で開発される方は、個別コンポーネントで「デスクトップC++ x86 およびx64用Windows 10 SDK (10.0.15063.0)」や「Windows SDK (10.0.14393.0)」にもチェックを入れておきましょう。既知の問題を回避するためです。
    また、MFCが必要な方は個別のコンポーネントで「MFCとATLのサポート(x86とx64)」も忘れずに選択しましょう。

 

  • ユニバーサルWIndowsプラットフォーム開発
    C#、VB.NET、C++などでWindows 10 PC、Mobile、HoloLensなど、UWPアプリを作りたい方はこちら。

 

ほかにもWeb系などいろいろとありますが、私自身が詳しくないので割愛します。
もし、インストールしたけど特定のプロジェクトが見つからない、ソリューションしか作成できないといった時は、Visual Studio Installerを起動して、変更ボタンをクリックして、オプションを確認しましょう。

何も選んでいなかった場合

ソリューションしか作成できません。

image

.NETデスクトップ開発を選んだ場合

見慣れたWindowsフォームアプリケーション、コンソールアプリケーション、WPFアプリケーションが作成できます。

image

C++によるデスクトップ開発を選んだ場合

Win32コンソールアプリケーション、Win32プロジェクト。
見ての通り、MFCはワークロードを選ぶだけでは入らないので、必要な方はワークロードタブでC++によるデスクトップ開発を選んだ後に、個別コンポーネントでMFCのチェックを入れましょう。

image

ユニバーサルWIndowsプラットフォーム開発

空のアプリほか、ユニバーサルWindowsで必要なプロジェクトのみインストールされます。

image

 

※本稿はVisual Studio 2017 (15.2)の時点の情報です。Visual Studio 2017はインストーラーを含め、1ヶ月に1度程度のアップデートが提供されていくため、執筆時点と現在とで状況が異なる可能性があります。

—-

この記事のリンク用の短縮 URL は http://wp.me/p19AcI-8a です。

2017/03/12 / Azulean

VS2017は異なるSKUを共存させることができる

これまでの Visual Studio は Express 以外の Community, Professional, Enterprise を共存させることはできませんでした。

Visual Studio 2017 ではインストールの仕組みが変わったため、Community, Professional, Enterprise といったエディション(SKU)のインスタンスを共存させると言うこともできます。
開発環境のエディションごとの検証が必要な人は便利かもしれません。

なお、それに伴い、Visual Studio のインストール先が必要なケースでは vswhere というツールが便利です。すべてのインスタンスを列挙してくれます。

出力例

Visual Studio Locator, version 1.0.50
Copyright (C) Microsoft Corporation. All rights reserved.

instanceId: 1d4779be
installDate: 2017/03/11
installationName: VisualStudio/15.0.0-RTW+26228.4
installationPath: C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2017\Community
installationVersion: 15.0.26228.4
displayName: Visual Studio Community 2017
description: 学生、オープン ソース、および個々の開発者のための無料で完全な機能を備えた IDE
enginePath: C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\Installer\resources\app\ServiceHub\Services\Microsoft.VisualStudio.Setup.Service
channelId: VisualStudio.15.Release
channelPath: C:\Users\Owner\AppData\Local\Microsoft\VisualStudio\Packages\_Channels\4CB340F5\catalog.json
channelUri: https://aka.ms/vs/15/release/channel

instanceId: 29de2085
installDate: 2017/03/12
installationName: VisualStudio/15.0.0-RTW+26228.4
installationPath: C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2017\Enterprise
installationVersion: 15.0.26228.4
displayName: Visual Studio Enterprise 2017
description: 生産性向上と、さまざまな規模のチーム間の調整のための Microsoft DevOps ソリューション
enginePath: C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\Installer\resources\app\ServiceHub\Services\Microsoft.VisualStudio.Setup.Service
channelId: VisualStudio.15.Release
channelPath: C:\Users\Owner\AppData\Local\Microsoft\VisualStudio\Packages\_Channels\4CB340F5\catalog.json
channelUri: https://aka.ms/vs/15/release/channel

instanceId: 2df6de13
installDate: 2017/03/11
installationName: VisualStudio/15.0.0-RTW+26228.4
installationPath: C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\2017\Professional
installationVersion: 15.0.26228.4
displayName: Visual Studio Professional 2017
description: 小規模なチーム向けのプロフェッショナルな開発者向けツールおよびサービス
enginePath: C:\Program Files (x86)\Microsoft Visual Studio\Installer\resources\app\ServiceHub\Services\Microsoft.VisualStudio.Setup.Service
channelId: VisualStudio.15.Release
channelPath: C:\Users\Owner\AppData\Local\Microsoft\VisualStudio\Packages\_Channels\4CB340F5\catalog.json
channelUri: https://aka.ms/vs/15/release/channel

2016/11/03 / Azulean

Visual Studioで「Windowsフォームアプリケーション」テンプレートが見つからない?

Visual Studio 2017 の方はインストール時の選択が問題の可能性があります。こちらをご覧ください。


MSDN フォーラムにおいて短期間に 2 件の質問があったので書いてみます。

たとえば、Visual Studio 2015 Community を Windows 10 にインストールすると、スタートメニューの上の方にある、最近追加されたものに以下のように表示されます。

image

ついつい、Visual Studio 2015 という文字に惹かれて起動してしまいそうになりますが、これは Blend といって、WPF などの画面デザインに使うアプリケーションであって、Visual Studio ではありません。
Blend は Windows フォームアプリケーションに対応していないので、プロジェクトの新規作成で表示されず、画面も似ているので混乱してしまいます。

 

スタートメニューをスクロールして、V のカテゴリにある Visual Studio 2015 のアイコンで起動してください。

image

 

(備考)Visual C++ では「Windows フォーム アプリケーション」テンプレートは廃止されています

Visual C++ の「Windows フォーム アプリケーション」のプロジェクトテンプレートは 2012 から廃止されています。現在、新規開発は非推奨になっているのでご留意ください。

https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3001686

これを無視して過去のバージョンのテンプレートで作ってくる、あるいは公開・配布されている第三者のテンプレートを使えば新規に作ることはできますが、将来性の懸念があること、C++ と .NET の両方の知識を十分求めるハードルの高さ、サンプルの少なさ、できあがったものは C++/CLI という独自の言語であって C++ ではないことから、この道を選ばないことを推奨します。

—–
この記事のリンク用の短縮 URL は http://wp.me/p19AcI-7S です。

2016/09/16 / Azulean

Win10 1607(Anniversary Update)とD&D

Technet blogsにこんな記事が掲載されていた。

「資格情報ダイアログが表示されると、ドラッグが開始できなくなる問題について」
https://blogs.technet.microsoft.com/askcorejp/2016/09/14/cannot-drag-on-an-application-with-windows-10-anniversary-update/

 

この記事によると、Anniversary Update を当てた Windows 10、つまり Win10 Ver1607 において、資格情報ダイアログが表示されるようなことがあると、そのプロセスではドラッグが開始できなくなるそうだ。

手元で実験してみると、確かに、.NET の DoDragDrop メソッドを呼んでも何も起きなくなる
自前で MouseDown から MouseMove、MouseUp とドラッグ&ドロップを実装しているのであれば影響しないのかもしれないが、DoDragDrop メソッドを使っていればこの不具合に遭遇しうる。
そして、現状の回避策はプロセスの再起動しかない。

もっとも、資格情報が表示されるケースとなると、ユーザーが指定した任意のパスにアクセスするロジックを持つか、アプリが表示したコモンダイアログでユーザーがそういったパスを入力した時なので、発生現場は限られるのかもしれない。

(ファイラー機能を持つアプリは死亡率が上がりますが…)

2016/08/01 / Azulean

Skype for Business(SfB) Web Appで「オーディオデバイスエラー」となって音が聞こえない場合

Skype for BusinessのWeb Appの会議に招待されるなどしても、「オーディオデバイスエラー」となって音が聞こえないことがあります。

このときは、マイクなどの録音(入力)デバイスが1つ以上あるかを確認してみましょう。
ヘッドホン・スピーカーなどの再生デバイスだけしか存在しない場合は、音を聞くこともできないようです。(2016/08/01現在)
入力デバイスがあっても接続されていないことでエラーになっているかもしれないので、もし、何もつながっていない場合は何かマイクをつないでみて改善するか試してみましょう。

2016/07/09 / Azulean

Visual Studio 2015でTeam Explorer for Microsoft Visual Studio 2015のインストール中に致命的なエラーが発生するケース

前からの事例ですが、備忘として残しておきます。

発生する事象

Visual Studio 2015 のインストールにおいて、以下のようなエラーが表示されることがあります。

  • Team Explorer for Microsoft Visual Studio 2015で「インストール中に致命的なエラーが発生しました。
  • Microsoft NuGet – Visual Studio 2015 などのいくつかのパッケージでで「パッケージの実行は失敗しました。」

私自身も職場で遭遇して困りました。再度インストーラーを立ち上げても同様のエラーで進まないためです。

 

対策

コマンドライン引数/uninstallを指定して実行し、アンインストール処理を実行する。
それからインストールをやり直せばうまくいきました。
MSDN フォーラムでの成功事例

 

vs_professional.exeやvs_professional_JPN.exeなど、Webインストーラーの起動時にこれを指定すればOKです。メディアからでも同様にvs_professional.exeがあるはずなので、それに/uninstall引数をつけてやればOKです。Community、Express、Enterpriseはファイル名違いますので、それに合わせてください。

 

手順例

コマンドライン引数を指定する方法がわからない方は以下を参考にしてみてください。

  1. vs_community.exeなど、対象のexeをShiftキーを押しながら右クリックし、「パスのコピー」を選ぶ。
    image
  2. Windowsキーを押しながらRキーを押して、名前を指定して実行を開く。
  3. Ctrlキーを押しながらVキーを押して貼り付けて、半角スペースを空けて /uninstall と打ち込む。
    image
  4. Enterキーを押す。

これでコマンドライン引数をつけて実行となります。

2015/10/03 / Azulean

Microsoft ダウンロードセンターの一部の URL が "Windows 10 のダウンロード" にリダイレクトされる

一時的な現象かもしれませんが、9 月下旬から 10/3 時点でも続いているようなので情報共有です。
たとえば、「DirectX エンド ユーザー ランタイム Web インストーラ」を以下の URL からダウンロードしようとすると、リダイレクトされてしまい、ダウンロードできません。

http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=35

Microsoft Community のスレッド によると、URL の末尾に & をつければ回避できるようです。

http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=35&

お急ぎで必要な方はこれでしのぎましょう。